塗装の意味とは

 塗料が様々な目的で塗られていることはトップページで紹介しましたが、建物自体にも金属やコンクリート、木部など材質があります。全てに塗装が必要なのでしょうか

・金属の場合・・・下地が鉄で構成されている亜鉛メッキ、鋼板は傷が付かない限りは基本的に赤錆が出ることはありません。ですが表面の加工が何らかの要因で剥がれてしまった場合、そこから錆が進行して全体に広がる恐れがあります。その為何年かに1度点検を行い、万が一錆が発生していた場合、除去した上で錆止め等の塗装が必要になります。
 また、アルミやステンレスなど素材自体が錆びにくい場合も、風雨に晒して放置していると表面が少しずつ削れて劣化して白錆等を発生します。

・コンクリートの場合・・・コンクリートは新設の状態だとカルシウム等のミネラル成分が満ちているため劣化は起きません。しかし、水分の出入りや温度の変化等で少しずつミネラル成分が流出すると、風化が始まってしまいます。例えるなら豆腐を外で放置しているようなものなので、表面に塗装したり、専用の強化剤を染み込ませてミネラル成分を保持する必要があります。

・木の場合・・・コンクリートの場合とほぼ同様で代わりに満ちている油分が抜けることで風化します。ですが素材によって性質がガラッと変わってしまうため、材料の木と経過年数、現在の状態を全て考慮した上で何を塗るか判断する必要があります。